2 回にわたって武闘家で使える武器の楽しさを紹介してきました。
最近、武闘家がマイブームです(1)見直すきっかけは棍でした
最近、武闘家がマイブームです(2)敵や状況に合わせてツメと扇を活用
棍・ツメ・扇、これらの武器を使いこなせば怖いものはないような気になってきますが、武闘家には大きな弱点があります。
今回は武闘家の弱点と、それをカバーする特性や特技を紹介します。
武闘家の最大の弱点はしゅび力の低さ
1 年半くらい前に黄竜セットを買ったときは嬉しくてたまらなかったのですが、鼻歌交じりに他の職とパラメータを比べていたときに「えっ!」と思うような数値が目に入りました。
しゅび力が低い ・・・
当時、ひさしぶりに防具をグレードアップした喜びをかみしめていた自分にはかなりのショックでしたw
現在( Lv.93 )のパラーメータになってしまいますが、後衛職の僧侶と比べてみます。
しゅび力 436、後衛としては平均的かと思います。
そして武闘家(こちらも Lv. 93 )はというと
しゅび力 429 ・・・ 負けてます w
バトルの前線で激しい攻防を繰り広げるアタッカーのしゅび力が僧侶より低いんです。つまり、
打たれ弱い
ということですねw
この結果に最初は愕然としましたが、武闘家でバトルを続けていくうちに、なぜしゅび力が低めに設定されているのかわかってきました。
最大の強みは圧倒的なすばやさ
Lv. 80 を過ぎたころからだったと思いますが、いろいろな職業でバトルに参加しているうちに武闘家と他の職業では、なんとなく操作感覚が違うなぁと思うようになりました。
魔法や物理、各職業のスキルの違いは当然あるのですが、それ以外のもの ・・・
操作のテンポ
でした。
バトルのときは敵の行動やターン、味方の状態を見ながら次のコマンドを考えているのですが、コマンド入力のウインドウが開くタイミングが他の職より早いので、より素早い判断が必要になります。
そんな視点から、今度はすばやさに注目して僧侶と比べてみます。
すばやさ 464、まあこのくらいかな?という感じです。
では武闘家は?
はやっ ^^;
今まで、すばやさというパラメータはほとんど意識してこなかったので、こうして並べてみて初めてその差に驚きました。
そして武闘家のすばやさを他の職と比べてみたところ、なんと全職で一番高かった ・・・ ですw
結果、他の職の 1.5 倍から 2 倍の行動量になり、多彩なスキルを次々と繰り出せるようになっていたようです。
すばやさとしゅび力を全職で比較してみました
武闘家の特徴がきっかけになって、すばやさとしゅび力の関係が少し気になりだしたので、全職で比較してみました。
※ 装備によって少し値は変わってくると思いますが、おおよその傾向はつかめると思います。
すばやさとしゅび力の対比が最もよく表れているのが武闘家とパラディンです。
行動量は豊富だけど打たれ弱い武闘家、次の行動までに時間はかかるけど驚くほど硬いパラディンといった感じで、それぞれの特性がよく出ています。
ちょっと意外だったのですが、高いレベルで両方のバランスが取れているのがどうぐ使い。
攻撃力はあまりないけど、前線で体を張って他の職のサポートを行うという位置づけでしょうか。
逆に低いレベルでバランスが取れている w ・・・ のがバトルマスター。
その代わり(?)、物理職の中では圧倒的な火力が与えられています。
こんな風に見ていくと、ドラクエ10 の各職業に対する設定の考え方が少し見えてくるような気がします。
すばやさ以外の長所
武闘家は他の職に比べて、自分だけでできることが豊富です。
回復系の特技では HP 回復(めいそう)、MP 回復(無念無想)、状態異常回復(不撓不屈)。
HP と MP の回復はアイテムを使えば他の職でもなんとかなりますが、幻惑・どく・各種耐性低下などを一発で治してしまう不撓不屈は非常に心強い特技です。
戦闘力強化では、テンションアップ(ためる・弐・参)、そして棍を持てば時間はかかりますが奥儀・棍閃殺 x 2 で自己バイキまでできます。
さらに、個人的に全職業の必殺技の中で最強だと思っている一喝があります。
なぜ最強だと思うかというと、どんなに強い敵でも(たとえボスでも)必ず 15 秒間行動不能にすることができるからです。
戦況が圧倒的に不利なときに一喝によって体勢を立て直し、バトルの流れを大きくこちらに引き寄せて勝てたことが何度もあります。
まとめ
武闘家の弱点は、他の前衛職に比べてとても打たれ弱いことです。
しかし、その代わりにどの職にも負けない行動量の多さ(すばやさ)があります。
敵の動きを読み、この行動量と豊富な特技を生かしてバトルを有利に進めるというのが、武闘家をプレイするときの楽しみなのかなと思います。
うーん、まだまだ修行の道のりは長そうです ・・・
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